昨今、国際ロマンス詐欺が多発しています。
その当然の帰結として、大変残念なことに日本国内の国際ロマンス詐欺被害者の数も右肩上がりで増えています。

もし、あなたが国際ロマンス詐欺の被害にあってしまった場合、同じ境遇で交流を持ちたいと考えるのではないでしょうか。
事実、国際ロマンス詐欺被害者の方が立ち上げた国際ロマンス詐欺被害者の会というものが最近様々なところで立ち上がっている情勢にあります。
そこでここでは、国際ロマンス詐欺被害者の会は存在するのか?どういった団体なのか?といった内容や、被害回復をそもそも行うにはどうしたらよいのか?という方向性についても解説していきます。
- 被害者の会は存在するの?
- どうやって加入するの?
- 被害者の会でできることは何か知りたい
当サイトでは、気軽に弁護士と相談してもらうため、LINEにてお話を伺っています。気になる方は、下記のリンクからラインQRを表示させ、登録してください。
国際ロマンス詐欺被害者の会は存在する?

結論から申し上げますと、国際ロマンス詐欺被害者の会は存在します。
民間団体として被害者の有志が集まり、被害者の会を結成しているケースが見られるようになったのがこの1年から2年の間の話です。
その他、SNSでも被害者の会を設立しているケースもあります。
ここでは具体例として、2つの団体を紹介します。
NPO法人 M-STEP
「新川てるえ」さんを代表とした、国際ロマンス詐欺の被害を防ぐことにも重点を置いている組織です。
詐欺の見抜き方や、詐欺の手口についても載せています。
国際ロマンス詐欺被害者の会(Twitter)
Twitterにも、国際ロマンス詐欺被害者の会があります。
主な活動拠点は、Lineのオープンチャットです。
被害者同士の交流ができ、解決に向けての相談ができます。
Tweets by itnlromance
国際ロマンス詐欺被害者の会で出来ることまとめ

国際ロマンス詐欺被害者の会でできることをまとめました。
基本的に、被害者が集まって交流をする場所です。
そのため、できることは情報共有や被害者同士の交流となります。
その結果、気持ちの整理をつけることができ、「被害回復に向けてがんばろう」と動き出す力を得ることが出来ます。
情報共有
騙された時の情報や犯人の手口などの共有が可能です。
投資詐欺を経由して騙された場合は、その時使われたサイトの共有もでき、次の被害者が出ないように注意喚起をすることも可能でしょう。
警察への通報の仕方なども、相談が可能です。

被害者同士の交流

被害者同士の交流が可能です。
詐欺にあったのを、非難されることもなく話ができます。
家族など、元々の知り合いに相談すると「どうして騙されたの」、「こんなのに騙されるなんておかしい」と責められてしまうこともあります。
被害者同士であれば、このような心配もありません。
心のケア
人と話すことで、心を落ち着けることができます。
気持ちの整理をつけて、実際の被害回復に動き出すための力となります。被害発覚直後は、とても落ち込むものです。
まずは心身の回復に務めるために、被害者の会を利用するのも一つの手段です。
【結論】本当の意味での被害回復なら弁護士がおすすめ

被害者の会を利用することで、同じ境遇の人たちとの交流や、心のケアが可能です。
しかしながら、被害者の会で得られるのは情報と心の平穏だけです。
実際の被害回復には、弁護士の力が必要です。
被害回復に関しては弁護士への相談をお勧めいたします。
弁護士であれば、被害回復まで一貫してサポートしてくれます。
1人で不安な時の心のケアや、情報収集をして気持ちの整理をつけるのに、被害者の会を利用するのがよいでしょう。
実質的に被害回復に向けて行動を起こすなら、弁護士への相談がベストな選択肢のひとつです。

国際ロマンス詐欺被害者の会のQ&A

国際ロマンス詐欺被害者の会のQ&Aをまとめました。
Q:国際ロマンス詐欺被害者の会に参加するにはどうすればよいですか
A:国際ロマンス詐欺被害者の会に参加するには、リンク先の問い合わせフォームや、
オープンチャットに参加することが必要です。
新しいコミュニティに入ることは勇気が必要ですが、一度問い合わせをして、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
Q:国際ロマンス詐欺被害者の会に参加するメリットはなんですか
A:「できること」の章でも解説した通り、被害者同士の交流や解決への道筋を示してもらえることです。また、気持ちのケアもできます。被害者同士でしか癒せない傷もあります。
家族や友人に話すことがはばかられるような心理状態の時に、使ってみることをお勧めします。
Q:国際ロマンス詐欺被害者の会はオフラインのコミュニティはないのでしょうか
A:当記事掲載時点での調査では、ご時世もあり主にオンラインのコミュニティが発見されています。オフラインの正式なコミュニティについては記事掲載現在では確認が取れていません。
ただし団体として立ち上がっているわけではないものの、被害者の会や被害者の集まりのようなオフラインの繋がりがある可能性もあります。
まとめ

国際ロマンス詐欺の被害者の会について紹介しました。
被害の拡大とともに、被害者の会も増えていくことが予想されます。
被害者の会では、被害をこれ以上拡大させないため、情報提供をしているので被害にあってない方も一度見てみることをお勧めします。
そして被害回復に動き出す際は、ぜひ弁護士へのご相談を検討してみてください。
当事務所も親身になってお話を聞かせ頂き、一緒に被害回復へ尽力してまいります。
以下で紹介するサイトは国際ロマンス詐欺についての情報発信をしています。この記事を読んだ方はほかのサイトも覗いてみると良いでしょう。