『Sgtt Global Markets』でのFX投資に勧誘された場合、これは極めて危険です。
なぜなら国際ロマンス詐欺の被害にあっている可能性が高いからです。
国際ロマンス詐欺は弁護士による返金要求が一番です。
またSgtt Global Marketsは国際ロマンス詐欺被害が続出しているサイトでもあります。
この記事ではSgtt Global Marketsについて、業者の特徴や評判、その他国際ロマンス詐欺で使われる理由についても解説していきます。
- 知人にSgtt Global Marketsでの投資を薦められた
- SNSで知り合った外国人からSgtt Global Marketsを紹介された
- Sgtt Global MarketsでFX取引をしたが出金できなくなった
- 国際ロマンス詐欺について詳しく知りたい
当サイトでは、気軽に弁護士と相談してもらうため、LINEにてお話を伺っています。気になる方は、下記のリンクからラインQRを表示させ、登録してください。
Sgtt Global Marketsは中国のFX投資詐欺?

Sgtt Global Marketsの基礎情報
名称 | Sgtt Global Markets(SGTT) |
---|---|
所在国 | イギリス |
資本金 | 不明 |
所在地 | 291 BRIGHTON ROAD SOUTH CROYDON UNITED KINGDOM CR2 6EQ |
金融ライセンス | 不明 |
メールアドレス | support@sgttfz.com |
電話番号 | +442086386235 |
URL | https://www.sgttfz.com/en-us/ (2023年2月現在アクセス不可) |
Sgtt Global Market(通称SGTT)は、海外のFX取引サイトです。
このサイトは一見、非常に優秀で、特に中国市場において非常に強い影響力を持っているかのように振る舞っています。
しかし一方で、そのサービス内容には大きな落とし穴がありました。それは、利用者を騙してお金を巻き上げる人がいる、という致命的なことです。
海外でも被害事例多発
Sgtt Global Marketsは、海外サイトを確認しても「詐欺のサイトではないか?」とする書き込みが散見されます。
これは日本のみならず、世界各国に向けて海外FXの詐欺を働いている証左と言ってよろしいでしょう。
日本の金融庁からは無登録
Sgtt Global Marketsは、日本の金融庁から登録を受けていません。
つまり、日本向けに営業しているにも関わらず、日本国内の法律から見れば違法状態ということなのです。
それなのになぜ、ここまで堂々と営業できているのか? 答えは簡単です。
「そもそも正規の営業を見込んでいない」「日本人を騙すために運営している」からです。
正規の業者として営業しようとするなら、日本の金融庁とのコミュニケーションを綿密に取ったり、海外の大手仮想通貨・海外FX取引所のように「日本に向けた法的な声明」を出すはずです。
しかしこの業者にはそれがありません。また広告も行なっていません。
つまり非正規の業者として暗躍するという選択肢を取っているのです。
しかも、金融庁に登録されていないということは、万が一の際に補償を受けられない可能性があります。
Sgtt Global Marketsに入金したお金は取り戻せない?被害事例も
そんなSgtt Global Market、問題点がいくつか存在します。
中でも最も大きい問題は、入金したお金を取り戻すことができない点でしょう。
特に、国際ロマンス詐欺関連の事案で同社の名前が散見される印象です。
例えば中国系の美女から仮想通貨投資に誘われたり、海外FX投資に誘われてこのサイトの名前が出てきたら、その時は「ほぼ99.99%」詐欺と断じてよろしいでしょう。
それほどまでに正規の業者としての知名度は限りなく低く、代わりに詐欺サイトとしての知名度だけが高いという状態です。
事実、FX投資関係のメディアやブログでも、この業者に関する記述や情報はほとんど見られません。
本当に海外FX業者として名を馳せるようなレベルのものであれば、日本国内のメディアやブログが取り上げるべきなのです。しかしそれがないということは答えはお察しというところでしょうか。
実際にSNSで外国人の異性と出会い、深い仲になるうちにこの業者での投資を勧められ金銭を騙し取られてしまった、という事例もあります。
これは国際ロマンス詐欺の典型例と言ってよいでしょう。

Sgtt Global Marketsに入金してしまった場合の対処法は?
原則としてSgtt Global Marketsは国際ロマンス詐欺などでよく使われる詐欺サイトです。
よって、入金してしまった場合には対処法を考えなくてはなりません。
具体的には以下のような対処法が取れるでしょう。
- クレジットカード会社に連絡する
- 銀行口座に送金した金額を返してもらう
- 消費者センターに相談する
- 警察に相談する
- 国際ロマンス詐欺被害に特化した弁護士に相談する
ここでは特に有効な一手となり得る
・クレジットカード会社に連絡する
・警察に相談する
・国際ロマンス詐欺被害に特化した弁護士に相談する
について解説します。

クレジットカード会社に連絡する
入金の際、クレジットカードを利用している場合はこの方法が選択肢に入ります。
原則としてクレジットカード会社は、カード会員が不正利用された場合に補償してくれます。
ただし、このケースはクレジットカード会社が「詐欺」であると認定した場合に限ります。
詐欺でないと認定された場合は、基本的にクレジットカード会社の補償は受けられなくなります。
また、詐欺と認定される基準も「明らかにおかしい」というレベルでなければ難しいものがあります。
例えば「あなたが指定した商品代金を振り込んだのに届かない」「指定の住所に送ったのに荷物を受け取れない」等の場合、補償は受けられます。
一方で、クレジットカード会社としてはそもそも海外FXへの入金にクレジットカードを使うことを規約上禁止しているケースもあります。
この場合は自助努力による交渉はほぼ不可能と思ってよろしいでしょう。
警察に相談する
警察は国際ロマンス詐欺被害の返金をしてくれるのかでしょうか?
残念ながら、警察が国際ロマンス詐欺被害の返金の保証をしてくれることはありません。
国際ロマンス詐欺は、そもそも犯人を特定するのが難しい犯罪であり、かつ犯人の素性や所在地を特定するのにより多くの時間や手間がかかる、ということが主な理由です。
そのため、警察は被害者からの「被害届」を元に捜査を進めます。
結果として警察に被害届を提出した場合、捜査自体はしてくれます。しかし、捜査の結果被疑者を逮捕しても「被害回復」まで至らないケースが非常に多いのです。
【おすすめ】弁護士に相談する
クレジットカード会社や警察への相談が実効性をや即効性を持たない、というケースもあります。
この場合、被害回復を考えるなら弁護士にご依頼になるのが一番よろしいのです。
特に国際ロマンス詐欺事案に強い弁護士にご相談いただくことで、金融機関や警察とも適切に連携し、犯人の特定や返金要求を法的な代理人として行うことができるようになります。
まとめ
Sgtt Global Marketsという業者名とFX投資というキーワードが、SNSで知り合った異性から飛び出してきた場合は99.999%国際ロマンス詐欺被害に遭われていると言っても差し支えはありません。
正規の業者と日本の金融庁から認定されているわけでもなく、また、国際的な知名度もかなり低いこの業者に投資するメリットはほぼありません。
既に金銭を騙し取られている場合は最寄りの警察へ通報されると共に、弁護士へご相談頂くのが宜しいでしょう。
代理人(弁護士)が被害回復のため、また2次被害の防止のため、アクションを起こすことが可能です。
もし投資に興味があれば、株式会社thinkmarketsなどの大手を使用するのをお勧めします。