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恋愛/マッチング詐欺

イエメンで働く医師を名乗る人は詐欺師?見分けるポイントを解説

イエメンで働く医師を名乗る人は詐欺師?見分けるポイントを解説

イエメンで働く医師を名乗る人物と、SNSやマッチングアプリでやり取りをしている場合、この相手は詐欺師なのでしょうか。

いくつかの条件にあてはまる場合には、この人物は詐欺師である可能性が高くなります。

■この記事でわかること

・そもそも恋愛感情を悪用する詐欺とはどのような犯罪なのかがわかる

・詐欺師を見分けるための3つのポイントがわかる

・イエメンで働く医師を名乗る詐欺の具体的な手口がわかる

・イエメンで働く医師を名乗る詐欺師に騙されないようにするための4つのポイントがわかる

・イエメンで働く医師を名乗る詐欺師に騙された場合の2つの対処法がわかる

・イエメンで働く医師を名乗る詐欺の具体的な事例がわかる

・イエメンで働く医師を名乗る詐欺に関するよくある質問がわかる

恋愛感情を悪用する詐欺について弁護士に無料で相談してみる

Contents
  1. 恋愛感情を悪用する詐欺とは何かを簡単におさらい
  2. イエメンで働く医師を名乗る人は詐欺師?見分るポイントは3つ
  3. イエメンで働く医師を名乗る詐欺師の手口
  4. イエメンで働く医師を名乗る詐欺師に騙されないにはどうすればいい?
  5. 万が一、イエメンで働く医師を名乗る詐欺師に騙されてしまった場合は?
  6. イエメンで働く医師を名乗る詐欺の事例
  7. イエメンの医師を装う詐欺師に関するよくある質問
  8. まとめ:イエメンで働く医師を名乗る人物は、詐欺師の可能性大

恋愛感情を悪用する詐欺とは何かを簡単におさらい

まず前提として「恋愛感情を悪用する詐欺」とは、どのようなものなのかについておさらいしておきましょう。

恋愛感情を悪用する詐欺とは、恋愛感情を利用して、相手からお金を騙し取るタイプの特殊詐欺を指す総称です。

具体的には、SNSやマッチングアプリなどインターネットを通じて知り合った外国人を名乗る人物が、恋愛や結婚を匂わせて、投資を勧誘したり現金の立て替え払いを要求してきたりして、金品を騙し取る事例のことを指します。

このタイプの詐欺は、新型コロナウィルスが蔓延して以降の2021年頃から被害の相談件数が増加傾向にあります。インターネットとスマホが普及し、人々がSNSやマッチングアプリ、出会い系サイトを利用して出会いを求めることが市民権を獲得したことで、被害が増加したと考えられています。

このタイプの詐欺についての詳しい解説や手口については、以下の記事で詳細に解説されていますので参考にしてみてください。

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イエメンで働く医師を名乗る人は詐欺師?見分るポイントは3つ

SNSやマッチングアプリなどネット上での恋愛感情を悪用する詐欺は、インターネットで出会いを求めることが一般的に普及して以降の詐欺手口ですので比較的新しいタイプの犯罪です。しかし、その手口も日進月歩で複雑化・巧妙化してきています。

そのため自覚がないうちにターゲットにされないようにしておくためにも、このタイプの詐欺を見分けられることが重要です。ここでは詐欺を見分けるための3つのポイントについて解説していきます。

プロフィール写真を画像検索してみる

まず、詐欺師か否かは、プロフィール画像を画像検索してみることで判明する場合があります。

どういうことかというと、まず詐欺師はSNSやマッチングアプリ・出会い系サイトを通じてターゲットに接触してこようとします。そして詐欺師が設定しているプロフィール画像はたいてい美男・美女、容姿端麗で、写真から受ける印象が非常に良い可能性が高いです。

なぜなら、交際相手や結婚相手を探している人にとって、相手の見た目が美しい・きれいというのは非常に重要なポイントだからです。すなわち見た目が良い人の方がそうでない人に比べて「この人ともっと仲良くなりたい」「この人のことをもっと詳しく知りたい」と思ってもらえる確率も高まるのです。

しかし、そのようなプロフィールは詐欺師本人の顔写真であるわけではなく、インターネット上に存在している他人の画像を無断で流用している可能性が高いのです。

したがってプロフィール画像を画像検索にかけ、第三者の画像がヒットした場合や同様な画像が大量にヒットする場合には詐欺アカウントである可能性が濃厚です。

詳しい画像検索の方法については、後述します。

プロフィールに書かれている文言も検索してみる

プロフィール画像のみならず、SNSやマッチングアプリに登録されているアカウントのプロフィール文書や自己紹介文を検索してみても、詐欺アカウントか否かが判明する場合があります。

プロフィール画像については第三者の画像を勝手に使用して作成していますが、プロフィールの文書や自己紹介文についてもアカウントごとに設定を作成したりはせず、コピーアンドペイストで量産しているケースも多いです。

そのため、詐欺師かどうか疑わしいアカウントについては、そのプロフィール文書や自己紹介文をコピペしてインターネット検索にかけてみましょう。

同様な文面のアカウントが複数ヒットするような場合には、かなりの確率で詐欺アカウントであると考えられるでしょう。

写真に矛盾がないかを探る

写真をたくさん投稿していたり送ってくる相手の場合は、その写真に矛盾がないか否かを探ることで詐欺アカウントかどうかをチェックすることができます。

詐欺師の中には、ターゲットを騙すために職場の写真と言っておしゃれなオフィスの写真などを送り付けてくる人もいます。そのような場合、その画像をインターネット検索にかけてみて同じ画像が複数ヒットする場合には、無関係な画像の無断流用である確率が高いです。

また自称「国連勤務」の外国人男性から送られて来た仕事中の姿の写真に、国連とは全く関係のない機関のロゴが入った制服姿で写っているというケースもありました。他にも軍隊として派遣されていると言っていた国と、現場から送られてきた風景写真が明らかに全く違う国だったというものもありました。

相手が公表していたり送り付けてきた画像が相手の主張と矛盾していることが分かれば、やり取りをしている相手は詐欺アカウントの可能性が高まります。

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イエメンで働く医師を名乗る詐欺師の手口

それではイエメンで働く医師を名乗る詐欺師はどのようにしてターゲットを騙すのでしょうか。ここでは詐欺師が用いる具体的な手口について解説していきます。

SNSやマッチングアプリで近づく

詐欺師は、フェイスブック・インスタグラム・ツイッターなどのSNSや、マッチングアプリや出会い系サイトを通じて被害者に近づいてきます。

このタイプの詐欺の特徴として、相手と出会ってからお金を騙し取られるまでのほとんどのやり取りがインターネット上のテキストベースのやり取りで完了してしまうという点があげられます。そのため詐欺被害に遭ったほとんどすべての被害者が、やり取りをしていた相手の本当の顔や姿を知らないままお金を騙し取られることになるのです。

なぜこのタイプの詐欺師がSNSやマッチングアプリを利用するのかというと、他人の顔写真や画像を悪用して架空の第三者に成りすましているため、顔を晒してターゲットとやり取りをせずに済むからです。

このタイプの詐欺の事例では、プロフィール画像も公表している職業や経歴もすべて虚偽の内容であることが多く、使用されている顔写真も日本人の視点から一見して外国籍の人物であることが分かるものを設定していることが多いです。

甘い言葉を多用して恋愛感情を抱かせる

恋愛感情を悪用する詐欺師は、インターネットを通じて出会ってから比較的早い段階で、甘い言葉を多用して相手方に恋愛感情を抱かせるようにはたらきかけてきます。

具体的には、交流が始まってすぐに「あなたのことが好きになった」「愛している」「もう恋人同士も同然だ」などと積極的にアプローチをかけてきて、ターゲットをその気にさせます。出会って間もない期間であるにもかかわらず恋愛関係や結婚について言及する機会が増えてきます。

なぜなら、詐欺師は、最終的には相手から現金を騙し取ることが目的ですが、相手との間で信頼関係を醸成するまでの期間は詐欺師にとってはいわば「仕込みの期間」です。そのためこの期間については相手に対して頻繁にかつ積極的に連絡をとり親密な人間関係の構築に骨を折ります。

しかし詐欺師の目線に立てば、時間をかけずに相手方からお金を騙し取って次のターゲットに移行する方が、効率的かつ回転率も良いでしょう。したがって、詐欺師は、できるだけ早く相手から信頼され恋愛感情を抱いてもらうために、早期から甘い言葉や恋愛を匂わせる言動を連発するのです。

現地が大変で辛いといった同情を誘う話をしてくる

相手が恋愛感情や愛情を抱き始めた頃合いを見計らって、詐欺師は悲劇的なエピソードや同情を誘うような話をしてくるようになります。

例えば、外国に派遣されている医師の設定の場合には、「派遣された現地の環境が過酷で辛い」といった内容です。国連の平和維持活動に参加してる設定の場合には「紛争が激化して同僚や友人を失った」「派遣された紛争地域で負傷して絶望している」などといった内容の話をしてくるケースもあります。

このように詐欺師は、タイミングをみて悲劇的な話や相手の同情・関心を買うようなエピソードをターゲットに語ります。なぜなら、そのような話をすることでターゲットに対して「相手に対して自分も何か力になってあげたい」と心理的にコミットさせることができるからです。

また、ネット上で恋愛感情を悪用してくる詐欺師が「医師」や「軍人」などを語る事案が多いのも、同情を誘うエピソードを創作しやすいという特徴があります。それに加えて紛争地域や戦地に派遣されて人道支援をしている医師・軍人などは立派な人物であるという印象を与えることができますので、やり取りの相手が援助を申し出やすいという効果も期待できるのです。

「この場から離れるためにお金がいる」などと言って、送金を要求する

そして2人のあいだで交流が続き信頼関係が出来上がったとみると、いよいよ本題である「お金を交付」させる話に入って行きます。

詐欺師がイエメンで働く医師の設定である場合には、「この場から離れるために一時的に現金が必要である」とか、「日本に渡航するための航空費や運賃を立て替えてほしい」などと言ってお金を支払わせようとしてきます。

詐欺師が被害者にお金を交付させるやり口はどんどん多様化していっています。特に恋愛感情を悪用する詐欺の場合には、相手に対して直接経済的援助を求めてくる場合の他にも、「荷物やプレゼントを国際便で配送したから受け取って欲しい」や「将来のことを考えて優良な投資を始めてみないか」などと切り出してくるため一見すると被害者自身、お金を騙し取られようとしていることに気づかない方法で仕掛けてくるケースもあります。

イエメンで働く医師を名乗る詐欺師に騙されないにはどうすればいい?

それでは、イエメンで働く医師などを名乗る詐欺師に騙されないようにするにはどのようなことに注意しておけばよいのでしょうか。

このタイプの詐欺には共通した手口がありますので、詐欺師にお金を騙し取られないようにしておくための3つのポイントを以下で解説していきます。

医師を名乗る外国人はまず警戒する

まず、医師を名乗る外国人が連絡を取ってきた場合には、詐欺師ではないかと警戒しておいてください。

詐欺師が名乗る職業には一定の傾向があります。具体的には、「医師」「軍人・軍医」「弁護士」「実業家・経営者」「投資家」などの職業を語るケースが多いです。

医師や弁護士、経営者などは一般的に高い収入を得ていると考えられている職業です。恋愛感情を悪用する詐欺師は、ターゲットに恋愛感情を抱いてもらうことを狙っています。そして相手が経済的に余裕がある人物であるという点は交際相手や結婚相手の候補として非常に魅力的です。

「医師」であるという設定の場合には、そのことをことさらアピールするために手術着や白衣を着用した写真や病院内部の写真などをインターネット上に公開している場合もあります。

しかし本物の医師であれば、守秘義務などさまざまな規律があるため、このような写真をネットにアップするという不用意なマネは控えるはずです。

また、詐欺師が「紛争地域や戦地に派遣されている医師」という設定を使いたがる理由は、多少やり取りの中で不自然な話が出てきたとしても「組織・機関の決まりで話せない」などと言って強引に押し通すこともできてしまうからです。

以上から、医師を名乗る外国人からメッセージを受け取った場合には、警戒を緩めないでください。

すぐに画像検索をして調べる

詐欺師は、インターネット上に存在している他人の顔写真や画像を悪用して自分のプロフィール画像として設定していることが多いです。

したがって、SNSやマッチングアプリなどを通して接触してきた相手や怪しい相手については、プロフィール画像をすぐに画像検索してチェックしてみましょう。

画像検索をどうすればいいのか分からない人も安心してください。Googleの画像検索機能を使えば誰でも簡単に検索することができます。具体的に以下の方法によって画像検索することができます。

・検索したい相手の画像をパソコン内に保存する

・パソコンのブラウザでGoogleのトップページにアクセスする

・トップページの右下にある「画像で検索」というアイコンをクリックする

・「画像のアップロード」→「ファイルを選択」し、先ほど保存したフォルダから検索したい画像をアップロードする

この作業によって同様の画像が複数ヒットする場合には、相手は詐欺アカウントである可能性が高いです。

お互いのことをよく知りもしないのに口説き始めたら要注意

お互いのことを良く知りもしないのに口説き始めたら、詐欺師を疑ってください。

相手から褒められたり好意を伝えられた場合に悪い気持ちになる人は少ないでしょう。しかし期間の短さや何らやり取りの裏付けがないにもかかわらず、交際や結婚をほのめかしてくる相手を信用するのは非常に危険です。

そのような相手はあなたから何らかの見返り、つまり最終的には現金を騙し取ることを目的に接触してきていると考える方が合理的です。

お金の話が出たら即ブロックする

詐欺師という確信が持てず何度かやり取りをするうちに「お金の話」が出てきたらすぐに連絡を取り合うのはやめましょう

お金の話題には様々なものがあります。相手が経済的に困っている、儲かる投資の話があるなどです。なかには相手の代わりに荷物を受け取って欲しいといわれ、高額な手数料や税金を請求されるという思いもよらないパターンもあります。

したがって相手からお金が絡む話や依頼が出てきた場合には、それ以上やり取りを続けるのは危険です。これ以上はやり取りしないとはっきりと伝える相手をブロックしてしまうのが適切です。

万が一、イエメンで働く医師を名乗る詐欺師に騙されてしまった場合は?

それでは万が一、イエメンで働く医師などを語る詐欺に騙されてお金を取られてしまった場合にはどうすればよいのでしょうか。

実際に詐欺の被害に遭った場合に相談すべき2つの窓口を紹介します。

警察に被害届を出す

詐欺は刑法に触れる犯罪行為です。したがって、詐欺行為があった場合には警察などの捜査機関が事件を捜査して犯人を刑事罰にかけるかを判断すべき事案になります。

そこで、詐欺被害に遭った場合には、被害届や告訴状を作成して警察に提出してください。これによって事件として立件され捜査が進められた結果、詐欺師が逮捕される可能性もあります。

ここで重要なのはできるだけ証拠を集めておくことです。なぜなら証拠が不足して詐欺の事実が立証できない場合や嫌疑が不十分の場合などでは、警察が動いてくれない可能性があるからです。

なお、事件が捜査機関によって立件され犯人が逮捕されたとしても、自動的に騙し取られたお金が被害者に戻ってくるわけではありません。被害回復を目指したい場合には、犯人に対して民事で損害賠償請求などの金銭の支払い請求をしていく必要があります。

弁護士に相談する

詐欺からの被害回復を希望する場合には、弁護士に依頼するのがおすすめです。

犯人が分かっている場合には、相手に対して損害賠償請求や返還請求をしてお金の取り戻しをしていく必要があります。

ケースによっては相手方と示談交渉をする必要が出てくる場合もありますが、弁護士に依頼しておけばそのような交渉や手続きをすべて任せておくことができます。

http://yoko.lawyer/media/bengoshi-sonota/

イエメンで働く医師を名乗る詐欺の事例

それでは、イエメンで働く医師を名乗る詐欺師に騙されたなど実際にあった詐欺の実例を紹介しましょう。

その他の詐欺の巧妙な手口や事例については以下の記事でも詳しく解説していますので、是非参照してみてください。

詐欺事例紹介 恋愛感情を悪用した詐欺 事例一覧 保証金やマネーロンダリングの疑いで計1800万円騙し取られた SNSに送られた一通のメッセ...

イエメンで働く日本人女性医師を名乗り、60代男性が115万円騙し取られる

この事例は、イエメンで働く架空の日本人女性の医師になりすまし、親密になった日本人男性から現金を騙し取った事例です。

イエメンで働く医師を語った詐欺アカウントは、SNSを通じて60代の日本人男性と親密になり、「荷物を送るので送料を負担してほしい」と申し向け男性から合計約115万円を騙し取りました

この詐欺アカウントを運用していたのは、住所不定・職業不詳の男性(当時58歳)でした。

この男性はガーナを拠点として買う導する国際詐欺グループの指示役として、海外で働く女性などになりすましSNSで知り合った相手に恋愛感情を抱かせて現金を騙し取るという行為を繰り返していたとみられています。

警察の公表によると、この国際詐欺グループは、これまでにも男女65人から合計約3億9000万円もの現金を騙し取っていたとみられています。

この犯人の男性は外務省によりパスポートが失効させられたためガーナで不法滞在状態となったため、現地当局で身柄を拘束され逮捕されました。警察はこれまでも同じ詐欺グループの日本人やガーナ人を合計15人詐欺容疑で摘発しています。

50代の女性が48万円を送金しようとしたところを銀行職員が未然に防ぐ

この事例は、詐欺の被害に遭う寸前のところで、銀行職員が不審に気づき未然に防止できた事例です。

50代の女性が、SNSであるインスタグラムで知り合ったイエメンの男性と親密になりました。女性はこの男性と結婚できると思い、依頼されるまま48万円をイエメンに送金しようとゆうちょ銀行の窓口の職員に申し出ました。

しかし、不審に思った銀行職員が女性から、その外国人とは面識もないことネットのみで婚約したことなどを聞き取ったことから、詐欺の疑いが強いとして警察に通報しました。

この女性は海外送金の方法が分からなかったため銀行窓口を訪れましたが、ネットバンキングなどを利用できた場合には現金を騙し取られていたかもしれません。

イエメンの医師を装う詐欺師に関するよくある質問

イエメンの医師を装う詐欺師に関連するよくある質問を紹介しましょう。

恋愛感情を悪用する詐欺師に女性もいる?

もちろん恋愛感情を悪用する詐欺師には女性もいます。詐欺グループは、広くターゲットからお金を騙し取るために、架空の男性のアカウントも女性のアカウントも作成して運用しているケースが多いでしょう。

詐欺グループは数十人で構成されているケースもありますので、中には女性の詐欺師も当然います

したがって詐欺アカウントの人物と同じ性別の人物がメッセージを送ってきているとは限らない、ということは理解しておく必要があります。

イエメンでもLINEは使える?

イエメン共和国は、中東アラビア半島南端に位置するアラビア語圏の国家です。

イエメンでもLINEの利用についてもサービス提供者側から制限されていないようです。ただし一部の地域では地域制限がかかっている可能性はあります。

なお日本ほどはLINEが日常的なコミュニケーションツールとして普及はしていませんので、イエメン在住の人物が当たり前のようにLINEを利用しているのには違和感があるでしょう。

恋愛感情を悪用する詐欺師の特徴は?

恋愛感情を悪用する詐欺師の特徴は外国人を語り、医師や弁護士、軍人、実業家、シングルマザーなどの設定で接触してきます。SNSやマッチングアプリを通じてメッセージを送ってくることが多いです。

被害者からお金を騙し取る方法も、直接金銭的援助を求めてきたりフェイクの投資サイトに誘導したり、国際輸送の荷物の受取りを依頼してきたりするケースが報告されています。

恋愛感情を悪用する詐欺師に多い国籍は?

恋愛感情を悪用するタイプの詐欺師が名乗る国籍として多いのは「日本人」「中国人」「シンガポール人」などです。

中華系の美人は日本人にもうけが良いため詐欺師が用いることが多いです。

またシンガポールは近年経済大国として存在感を増してきていますので、シンガポール人であれば裕福・経済的に余裕があるという印象を与えることができるのです。

シリアで医師をやってるという外国人も怪しい?

実際にあった詐欺の事例として、シリアに派遣されているシングルマザーの軍医からフェイスブックを通じて連絡が来るというものもありました。

この事例でも相手方は、「荷物と現金を送る」という口実で、相手の住所や電話番号、LINE IDなどを聞き出そうとしました。しかし実際に連絡を取っていたのはアフリカ国籍の男性であることが後から判明しました。

まとめ:イエメンで働く医師を名乗る人物は、詐欺師の可能性大

イエメンで働く医師を名乗ってSNSやマッチングアプリを通じて接触してくる人物は、詐欺師の可能性が高いです。

このほかにも軍人・軍医などは詐欺師が名乗る傾向が高い職業ですので注意が必要がです。

最近では、詐欺の手口も巧妙化してきており、投資詐欺や立て替え払いなどの口実で被害者にお金を支払わせるものも増えています。

ご自身のケースで詐欺かどうか判断がつかない場合や、既にいくらか現金を送金してしまい不安になっているという方は、各相談窓口や弁護士に一度相談してみることがおすすめです。

特にお金を騙し取られて取り戻すことを希望している場合には、すぐにでも弁護士に相談する必要があるでしょう。早いほどお金を取り戻せる可能性があります。

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