JUNE BOWESというサイトをご存知でしょうか。
ネットの検索などでは詳しい情報は出てきませんが、詐欺サイトの可能性が高いものとして注意すべきサイトです。
特に、国際ロマンス詐欺との強い関係が疑われています。
ここでは、JUNE BOWESに騙された場合の相談先や、JUNE BOWESに誘われた場合の対処法などをまとめました。
- JUNE BOWESに入金してしまった
- 知人からJUNE BOWESを紹介された
- 似たようなサイトにも騙されない対処法は?
「JUNE BOWES」は詐欺FXサイトの可能性大!

出会い系サイトや出会い系アプリを利用して、恋愛感情につけ込み詐欺を働く、国際ロマンス詐欺が急増しています。
JUNE BOWESは、そんな国際ロマンス詐欺で勧誘されたと報告が上がっている詐欺サイトです。
検索しても多くの情報は存在せず、詐欺師からの紹介のみでアクセスできるサイトです。
一般的な投資サイトとしてこのような秘匿性の高いサイトであることはまず考えられません。
もしかしたらSNSで深い仲になった相手から「シークレットなサイトである」と紹介されている方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこちらに関しては上述の通り、日本の金融庁からの認可もなく、また海外の各種ライセンスを取得している形跡もありません。
そもそも投資取引所としての体を成していないことをまず認識しなければなりません。
JUNE BOWESに騙された場合の相談先は?

JUNE BOWESで騙されてしまった場合、どこに相談すれば良いでしょう。
具体的な相談先について、以下の3つを提案します。
- 警察に被害届を出す
- 国際ロマンス詐欺の被害者が集う掲示板に書き込む
- 弁護士に相談する
警察に被害届を出す
詐欺被害にあったら、警察に被害届を出すことが先決です。
警察は、詐欺被害の救済や犯人逮捕などのための法律があり、その法律に基づいて動いてくれます。
国際ロマンス詐欺の被害に遭った際、まずは被害状況をメモしておくとよいです。
被害状況のメモを取っておき、それにしたがって話すことで警察の方にも理解してもらいやすくなります。
しかし被害回復については民事不介入の原則があることから、思うように対応が得られないケースも往々にしてあります。その点には十分にご注意ください。

国際ロマンス詐欺の被害者が集う掲示板に書き込む
被害にあってしまった場合、家族や友人に相談するのはお勧めできません。
なぜなら、詐欺にあったことを責められてしまったり、どうしてこんな詐欺にあったのか、とバカにされてしまう可能性が捨てきれないからです。
国際ロマンス詐欺の被害者の方が集まるサイトはいくつかあり、そこでは様々な情報交換がなされていますので、そういった場所を利用されたほうが、精神的な安定や充足は求められるでしょう。
弁護士に相談する
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詐欺被害にあってしまった場合、一番最初に相談したいのが弁護士です。
なぜなら、詐欺被害の法的手続きは弁護士が行います。
また、相手と示談交渉をする際は、こちら側の代理人となってくれるからです。
詐欺犯を警察官が捕まえても、警察での被害回復はしてもらえず、詐欺被害の回復が難しいです。
被害回復については、個人で立ち向かわず、弁護士を頼りましょう。

騙されないための対処法を伝授

JUNE BOWESなどの投資詐欺に騙されないためには、何に注意したら良いのでしょう。
騙されないための対処法について伝授していきます。
国際ロマンス詐欺のケースでは、自称外国人とのコミュニケーションになります。
日本人とのコミュニケーションとは違う点も多分にあることは取り立てて注意が必要です。
身元を確認する
まず第一に、マッチングアプリで知り合った外国人と交際する際は、必ず身元を確認するようにしましょう。
外国人の方は、不慣れな言語を使ってコミュニケーションを取っているため、やりとりが不自然になることも多いのです。
その不自然さを隠れ蓑に、外国人詐欺師が詐欺を働きやすい状態にあるのです。
マッチングアプリで外国人と交流を持つときは、相手に対して不信感を抱くのであれば、メッセージのやりとりを止めることも視野に入れましょう。
急激に親しくなる

もし、外国人の恋人から、知り合って間もないのに「私は、あなたを幸せにする自信があります」「あなたと結婚すれば、幸せな家庭を築くことができます」などと言われた場合は要注意です。
また、呼び方も「ダーリン」「ハニー」と呼ばれるのも、不自然に感じたほうがよろしいでしょう。
詐欺師は、出会った当日にこのような愛称で呼んでくるケースも多いのです。
イメージ的には、旅先で出会った相手がいきなりダーリン・ハニーと来て腕を絡めてくるようであれば、詐欺の類を警戒されるのと全く同じ事です。
行きずりの恋とはよく言ったものです。
しかしネット上においてはそのようなことはまずありません。詐欺を疑いましょう。
お金の無心を断った時に激昂する
お金の無心をされた時、断ることもあるでしょう。
そんな時に、相手が激昂してくるようであれば詐欺を疑ったほうが良さそうです。
本当に大切な人に対して、お金の無心を断っただけで激昂してくるのであれば、詐欺師ではなくても、その人との関係値を考え直すべきです。
なお、激昂するのは、いわゆる心を揺さぶるためのマニュアルのひとつです。共通して多くの犯行グループの関係者がお金の無心を断られた際に激昂するのは、このためです。
まとめ

JUNE BOWESという詐欺サイトと国際ロマンス詐欺についてまとめてきました。
マッチングアプリやSNS経由で誘われた投資案件はどれも危険性が高いため、安易に手を出すのは危険と言えます。
JUNE BOWESのような、詐欺サイトは同じようなものがいくつも存在しているため特徴を理解して、騙されないように注意してください。
もし、JUNE BOWESを利用して騙されてしまったら弁護士に相談しましょう。