2023年現在、マッチングアプリやSNS経由での恋愛感情を悪用した詐欺が急増しています。
結論から言えば恋愛感情を悪用した詐欺は立件が難しく、被害額の回復も非常に難しい悪質な詐欺です。個人の力では何もできないまま終わってしまうことが多いでしょう。
恋愛感情を悪用した詐欺で使用されるサイトとして特に多いのは『Jメール』「メルトモ」などの出会い系サイトで、この手の詐欺による被害が多数報告されています。
しかし、これらの詐欺被害は、手口を知ることで被害を未然に防ぐことができます。
そこで、この記事ではJメールの詐欺被害を中心に、実際の手口や事例をまとめました。
最後まで見れば、恋愛感情を悪用するタイプの詐欺にあってしまった場合の対処法が分かるでしょう。
- Jメールで知り合った相手にお金を振り込んだ
- マッチングアプリやSNSで知り合った人から投資話を持ち掛けられた
- 恋愛感情を悪用する詐欺の手口を知りたい
当サイトでは、気軽に相談してもらうため、LINEにてお話を伺っています。気になる方は、下記のリンクからラインQRを表示させ、登録してください。
【警報】Jメールでも恋愛詐欺急増中!
恋愛感情を悪用する詐欺とは、恋愛感情を装って、相手を騙しお金を引き出させる詐欺のことです。
新型ウイルスの影響もあり、出会い系サイトの利用者が増えていることから、このような詐欺が急増しています。
そして、恋愛感情を悪用する詐欺の被害にあいやすい人のタイプは次のような人です。
- 誠実な人と付き合いたいと考えていて、真面目な相手を探している
- 結婚を前提にお付き合いしたいと考えている
このような人は、恋愛感情を悪用する詐欺の犯人のターゲットとなりやすく、事実SNSでも様々なところで悲痛な叫びが聞かれます。
そこに加えて、この手の詐欺の被害は、立件はおろか犯人の特定も自助努力ではほぼ不可能なレベルで、ほとんどの場合、泣き寝入りしてしまいます。

【2022年最新】Jメールでの恋愛詐欺手口まとめ

Jメールでよく見られる、恋愛感情を悪用した詐欺の最新事例を解説します。
いわゆる出会い系サイトをその祖先にもつJメールでは、特に恋愛感情を逆手に取る様なオーソドックスな詐欺が流行する傾向にあります。

手口1:結婚資金を貯めようと持ちかけ貯金を奪う
結婚資金を一緒に貯めようと持ちかけてくる手口です。
実際にこの手口によって騙された方からのご相談も多数いただいています。
恋愛詐欺の特徴は、恋愛感情を利用し相手を騙しお金を引き出すことが主目的の犯罪です。
そのため、結婚資金という名目で現金を振り込ませる詐欺が多く見られます。
手口2:家族の危篤の度にお金を求めてくる
次点で特に多い手口として、相手の家族の危篤を装って騙すというパターンがあります。
家族の急病、既得、その他重病が発覚して治療費が必要など、いわゆる昔からある結婚詐欺がそのままインターネットに進出したものだと思って頂いて結構です。
手口3:投資やFXサイトへの登録を勧める
投資やFXサイトへの登録を勧めて、一緒に投資しようと持ちかけてくるパターンです。
これらのサイトは架空のものというケースが多く、実際に投資運用が行われるケースは極めてまれです。
ただし、最近は詐欺の構成要件を回避する目的からか、実際に存在する仮想通貨(トークン)に投資させ、他の被害者を含めてトークンの価値が上がった頃合いを見てトークンを売り抜けるケースもあります。
結局損をしてしまうため、気がついた時には投資資金が全く帰ってこないという状態に陥ってしまいます。
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Jメールで被害に遭わないために
Jメールで被害に遭わないためには、どうすれば良いのでしょうか。
まず、詐欺の被害にあいそうになった場合、まずは落ち着いて状況を把握することが大切です。
ここでは、対処法を4つ紹介します。
対処法1:プロフィール画像をGoogle検索にかける
プロフィール画像をGoogle検索にかけて画像が「拾い画」ではないか確認しましょう。
詐欺師の場合は写真と中の人が違うため、オリジナルの写真を用意していない可能性が高いのです。
まずはプロフィール画像を確認し、拾い画でないことをチェックしましょう。
対処法2:文章がおかしくないか確認する
やりとりしているメッセージの文章がおかしくないか確認しましょう。
詐欺の犯人は複数人で連絡をしているケースが多いため、文章のクセが日によって変化したり、一度会話した内容を把握していなかったりします。
そのような不自然さがあったら、注意した方が良いでしょう。
対処法3:積極的すぎる人は疑う
知り合った初日から、「あなたにゾッコンです」などと歯の浮くようなセリフを連発し、積極的すぎるほどアプローチしてくる相手は警戒しておくべきです。
オフラインでも言えることですが、急激に恋を育もうとするのには「理由がある」と考えるのが普通です。
対処法4:LINEをすぐ交換しない
LINEへしつこく誘導してくる相手には応じないようにしましょう。
詐欺師がLINEに誘導してくるのは、Jメール内でのやりとりがアカウント凍結等によってできなくなる可能性を懸念しているためです。
何度もやりとりした後にJメールの外に移動するのは(ルールを守る必要はあれど)自然なことですが、数通のやりとりでLINEに誘導してくる相手は警戒しましょう。
まとめ
Jメールでの詐欺について解説しました。
この記事の対処法にしたがって対処し、被害にあわないよう心がけてください。
もし、実際にお金を送金してしまったり、現在詐欺被害にあっているかも?と思い当たる場合は早めに弁護士へ相談することをお勧めします。
出会い系サイトを舞台とする詐欺の被害は返金可能なものもありますが、時間が経てば経つほどに被害回復が難しくなってしまいます。