ネット上にはさまざまな出会い系サイト、マッチングアプリがあふれています。
その中でも、『Japan cupid(ジャパンキューピッド)』は、100万人以上のメンバーが集まる大手として知られており、2023年現在も外国人の恋人との出会いが多いです。
一方、JapanCupid(ジャパンキューピッド)のユーザーには、外国人詐欺師が急増しているとの噂も耳にします。
そこで今回は、JapanCupid(ジャパンキューピッド)での外国人詐欺師の被害の事例を紹介するとともに、そのような詐欺への対策をいくつか解説していきます。
- ジャパンキューピッドで知り合った外国人に送金してしまった
- マッチングアプリやSNSで知り合った外国人からお金を返してもらえなくなった
- 国際ロマンス詐欺について知りたい
当サイトでは、気軽に弁護士と相談してもらうため、LINEにてお話を伺っています。気になる方は、下記のリンクからラインQRを表示させ、登録してください。
JapanCupid(ジャパンキューピッド)で外国人詐欺師多発!悲惨な事例まとめ
まず、JapanCupid(ジャパンキューピッド)での外国人詐欺師の事例を3つ紹介します。
なお、個人が特定できないように、多少の再構成を加えています。
事例1:韓国人女性と結婚資金を送金し続けて貯金が尽きた結果…
34歳男性独身。
結婚相手を求めてJapanCupid(ジャパンキューピッド)に登録し、そこでTWICEのイム・ナヨンに似た黒髪美人の韓国人女性と出会いました。
K-POP好きという共通の趣味の話からどんどん親しくなり、LINEの交換もし、毎日のように恋人同士のようなやり取りをする仲に。特には風呂上がりの写真を送ってもらうことも。
そんなある日、ついに彼女から結婚の話が。でも、日本に来るための資金がないし借金も少しあるとのこと。早く彼女に会いたい一心で私は彼女に送金をするようになりました。
最初はすぐにでも日本に行く、と言っていた彼女はしかし、いつまでたっても日本には来ず、来るのは、新たな借金ができたなどと送金の依頼ばかり。
ついに私は貯金が尽き、彼女にそのことを正直に告げました。
次の日には、LINEからもJapanCupid(ジャパンキューピッド)からも、彼女のアカウントは消えていました。

事例2:軍を辞めたいと言った交際中のアメリカ人男性に100万送金
39歳女性独身。出会いも途絶え焦りの中JapanCupid(ジャパンキューピッド)に登録。
年齢の割に若く見られるからか、いろいろな外国人からメッセージが届きました。
そんな中出会ったたくましいアメリカ人男性に心惹かれ、いつしか、メッセージのやり取りもFacebookに移して、国を超えた男女交際をはじめました。
彼はアメリカの陸軍に所属していて、現在は詳しいことは言えないが中東方面に派遣中とのこと。
そんなある日、「軍での活動がいやになった、軍を辞めて日本に行き、君と一緒に暮らしたい」とのメッセージが。しかし、すぐに軍を退役するためには、その準備に資金が必要で、それが不足しているとのこと。額を聞けば100万円。
それならば、私が出してあげる、と伝え、彼の口座に100万円送金しました。
現在、彼とは音信不通になっています。私は騙されたのでしょうか。
事例3:病を治して君に会いたいという中国人男性に治療費を払った結果
29歳独身女性。
容姿に自信がなく男性経験もない私は、一縷の望みを託して、JapanCupid(ジャパンキューピッド)に登録。
登録してすぐに、若い時のレスリー・チャンに少し似た中国人男性からアプローチが。まずその姿に恋をしてしまった私は、彼と熱心にメッセージを送り、いつしかLINEで毎日のようにやり取りする仲に。
聞けば彼は、(病名は何度聞いても覚えられないのですが)難病にかかっているらしく、日本に行きたくても動けないとのこと。病気を治して日本に会いに行きたいという彼。
そんな彼から「治療の目処がたったのに治療費が高すぎて無理だ」というメッセージが。そこで私は貯金の70万円を彼に送金しました。
その後彼からの連絡はありません。

JapanCupid(ジャパンキューピッド)における詐欺対策3選
では、JapanCupid(ジャパンキューピッド)における詐欺の対策にはどのようなものがあるでしょうか。ここでは3つご紹介します。
プロフィールを確認する
まず、相手のプロフィールを確認しましょう。
出会い系サイトでの詐欺の場合、プロフィールはだいたい嘘でできています。極端な例で言えば、美人で巨乳のアメリカ人女性を偽ったただの中年男性が詐欺師、ということもあります。
海外の事情に詳しくないと、プロフィールの嘘は見抜きにくいですが、年収は妥当なものか、その国在住ならば絶対知ってそうなことをちゃんと知っているか、など確認するようにしましょう。
また、この手の嘘プロフィールは、決まり切ったものであることが多いものです。「どこかで見たようなプロフィール」は要注意です。

別サイトへの誘導は怪しむ
詐欺師は出来るだけ運営から目の届きにくいところに、被害者を誘導したがるものです。
特に、出会い系サイトの運営が詐欺やストーカー被害などを警戒しているタイプならば、詐欺師は出来るだけ早く別のサイトへ誘導を図ろうとします。
誘導先でよくあるのは、LINE、TwitterのDM、Facebookのメッセージといった、ユーザー数が莫大で運営の目が届きにくいところです。
あるいは、日本人にはあまり馴染みのないウェブサービスに誘導することもあります。また、より直接的に、投資詐欺の温床の仮想通貨取引サイトに誘導することもあります。
別サイトへの誘導はまず疑ってかかりましょう。
正しい文法で話しているかを見極める
先にも述べたように、出会った異性が、そのプロフィール通りのことは稀ですし、性別も在住の国も異なることはザラです。
外国語に詳しくない人には難しいかもしれませんが、相手が、その言語の正しい文法やよく使われる言い回しで話しているか見極めましょう。
また、言語云々を抜きにしても、詐欺師の最初のアプローチは、定型文であることが多く、何かその場にそぐわない違和感を持っていることがほとんどです。
例えば、着物の写真なんかあげていないのに「君のキモノ、ビューティフルで、好きになったよ」とか書いてきたり、です。注意していきましょう。
近年では、情報商材詐欺による詐欺被害者も増えてきています。情報商材詐欺について詳しく知りたい方は、こちらから確認できます。
【結局】JapanCupid(ジャパンキューピッド)で詐欺に遭ったときはどうしたらいいの?
以上の詐欺対策はしかし、場慣れしていないと難しいものがあります。どうしても、詐欺に引っかかってしまうこともあります。
では、実際にJapanCupid(ジャパンキューピッド)で詐欺に遭ったときには、どうしたらいいのでしょう?
サイトの運営や、警察、銀行に連絡・・・これらも大事ですが、まず何より、弁護士に相談しましょう。
弁護士は依頼者の代理人として動けます。加えて、警察や銀行との連携のパイプも持っていることが多く、具体的な詐欺被害回復に力を発揮します。
その中でも特に、国際ロマンス詐欺に強い弁護士を選びましょう。
これまでの国際ロマンス詐欺の被害回復の実績の中で得た、経験や人脈をフルに生かして、被害回復につとめると思われます。

まとめ
今回は、出会い系サイトJapanCupid(ジャパンキューピッド)で外国人詐欺師が急増している、との噂を受けて、実際の詐欺被害の事例を紹介し、被害に遭わないために利用時にできる対策・注意点を説明しました。
そして、実際にJapanCupid(ジャパンキューピッド)で外国人詐欺被害にあった時には、特にその手の犯罪、すなわち国際ロマンス詐欺に強い弁護士に相談することが、最善の動きであることを説明しました。
横山法律事務所では国際ロマンス詐欺の返金実績があります。お困りの際には、ぜひご相談ください。