2023年現在、様々な仮想通貨および取引所が存在します。「Bbucoin」もそんな仮想通貨取引サイトのひとつです。
しかし、このBbucoinでは仮想通貨投資詐欺が多発しているとも言われています。
そこで今回は、Bbucoinで本当に仮想通貨詐欺が多発しているのかについて説明したのちに、よくある仮想通貨詐欺の種類や、Bbucoinの基本情報、そしてBbucoinに誘われた時や送金してしまった時の対処法について、解説します。
- 知人に誘われてBbucoinに入金した
- マッチングアプリやSNSで知り合った外国人にBbucoinを勧められた
- 国際ロマンス詐欺について詳しく知りたい
当サイトでは、気軽に弁護士と相談してもらうため、LINEにてお話を伺っています。気になる方は、下記のリンクからラインQRを表示させ、登録してください。
【注意喚起】Bbucoinで仮想通貨詐欺多発中!

結論からいえば、Bbucoinは仮想通貨詐欺の温床となっている可能性が高いです。
ネット上でも「知人からBbucoinというサイトに勧誘されたが、検索しても大した情報がつかめず困っている」といった情報や、他の仮想通貨取引サイトと過剰に類似していて怪しい、といった話が聞かれます。
実際に横山法律事務所でも、Bbucoinに関する相談が聞こえてきています。
よくある仮想通貨詐欺の種類は?
ここでは、Bbucoinに限らず、仮想通貨詐欺の種類について簡単に説明します。おおきく分けて次の3つです。
1:偽取引所への誘導
まずよくあるのが、仮想通貨の偽の取引所へ誘導されるパターンです。
仮想通貨取引の初心者から見たら、偽の取引所はどれも「いかにもそれっぽい」ものばかりです。
加えて、日本語対応しているサイトもありますが、多くは海外の英語で書かれたサイトであり、一読して本物か偽物か、より判別が難しいところがあります。
偽取引所への誘導を仕掛けてくるのは、実際に会ったことのある知人だけではありません。
ネット上の出会い系サイトやSNSを介して知り合った人物から、というパターンが数多く見られます。

2:ICOを利用した詐欺
ICO、すなわち新規の仮想通貨公開を利用した詐欺です。
ICO自体は、企業や個人が新たに独自の暗号資産を発行し、事業計画を示しつつ「ビットコイン」など既存の暗号資産で投資家から事業資金を調達する手段であり、もちろん犯罪ではありません。
しかし、中には、見せかけだけの事業計画で投資家を騙し、不当な資金の調達を測る詐欺師も存在します。
3:架空トークンへの投資勧誘
仮想通貨詐欺の中には、存在しない架空のトークンへの投資に勧誘し、資金を騙し取るタイプのものも存在します。
トークンとは、ビットコインなどの既存の仮想通貨プラットフォームのシステムに間借りする形で存在する通貨で、よく企業が独自に発行しているポイントにたとえられます。
仮想通貨よりも低価格で購入できるため、投資初心者むけと言われることもありますが、このトークンがそもそも架空のものである可能性もある、というわけです。
Bbucoinの基本情報
ここでは、仮想通貨取引サイトのBbucoinを運営する業者について紹介していきます。
結論からいうと、かなり怪しい業者といえます。
所在地
Bbucoinのサイトの「About Us」を確認すると、「2019年にセイシェル共和国で登録された」とあります。また「欧米本社はアメリカ・テキサス州にある」とのことです。
しかし、この欧米本社の詳しい住所についての記載はありません。加えて、セイシェル共和国はマネー・ロンダリングをはじめとする、金融犯罪の温床としても知られる国です。
URL
BbucoinのサイトのURLは「https://www.bbucoin.com」です。
このサイトのドメインなどからは、怪しいかどうかの判断は難しいところです。もっとも、最近は独自の信頼できそうなドメインを取得することは、さほど難しくないので注意が必要です。
口コミ情報はある?
口コミ情報の数は少ないですが、「あきらかに国際ロマンス詐欺だった」とか「出金できない詐欺に引っかかった」といったものがみられます。
弁護士の界隈でも、最近Bbucoinに関する相談が増えてきています。
Bbucoinに誘われた時の対処法
ここでは、特にネット上で知り合った相手から、Bbucoinに誘われた時の対処法を説明します。
運営に相談する
Bbucoinに誘ってきた相手と知り合った出会い系サイトやマッチングアプリ、あるいはSNSの運営に相談しましょう。
最近では、仮想通貨詐欺をはじめとする犯罪を未然に防ぐべく、監視や対策に力を入れている運営も多くみられます。
相手と連絡をブロックする
仮想通貨投資詐欺を勧誘してくる相手は、あの手この手を使って連絡を取ってきます。そのような誘惑に弱い方は、相手との連絡そのものをブロックしてしまいましょう。
マッチングアプリやSNSが有しているブロック機能を活用しましょう。
金融サービス利用者相談室に相談する
金融庁が提供している「金融サービス利用者相談室」に相談してみましょう。
ここでは電話で、金融機関とのトラブルについての相談を受け付けています。
電話番号は0570-016811(平日 10:00-17:00)です。

万が一Bbucoinに送金してしまったら?
ここでは、Bbucoinに送金してしまった場合の対処方法について、説明します。
警察に相談する
詐欺事件ですから、警察に相談することは重要です。
ただし、詐欺案件そのものが立証が難しい面がある上、新手のネット上での犯罪であり、くわえて、国をまたぐタイプの詐欺であるため、いち個人が相談を持ちかけても、警察側の腰は重いと思っておいてください。
早急な返金もあまり期待できません。
国民生活センターに相談する
消費者庁管轄の国民生活センターへ相談するという手もあります。
国民生活センターはこれまでにも悪徳業者の消費者被害の相談を受け付けてきました。
ただ、実際的かつ迅速な被害回復については弱いことは否めません。
弁護士に相談する
弁護士、特に仮想通貨詐欺や国際ロマンス詐欺に強い弁護士に相談することを、ここではおすすめします。
依頼者の代理人として動いてくれる弁護士は、警察や行政機関、さらには銀行との連携のパイプも強く、また、これまでの仮想通貨詐欺の被害回復の実績で多くの情報や経験を得ています。実際的かつ迅速な被害回復に向けて動いてくれます。
まとめ
ここでは、Bbucoinで多発している仮想通貨投資詐欺について、Bbucoinの基本情報を検証しながら注意を喚起するとともに、実際にBbucoinに誘われたり送金してしまった時の対処法について、説明しました。
新たな仮想通貨投資詐欺はあとを絶ちません。「もしかしたら仮想通貨詐欺にあってしまったかも?」「今、知人から仮想通貨取引に誘われているんだけど、なんだか不安だ」・・・そのような方は、一度横山法律事務所にご相談ください。
仮想通貨詐欺や国際ロマンス詐欺に強い弁護士がお待ちしております。