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恋愛/マッチング詐欺

恋愛感情を悪用した詐欺とは?手口・返金方法・相談先など徹底解説

恋愛感情を悪用した詐欺とは?

近頃、日本人でなおかつ中高年の方を中心に続発している詐欺被害があります。

それが『恋愛感情を悪用した詐欺』です。

外国人による詐欺といえば一般的に「ナイジェリアからの手紙」と呼ばれるものや、その他エアメールを利用した古典的なものが多い印象ですが、2021年頃からSNSやマッチングアプリの類を中心として、その被害がオンライン上に拡大しています。

とりわけ中高年の方の詐欺被害事案が多い印象です。

当記事では恋愛感情を悪用した詐欺について改めて振り返るとともに、2023年最新の手口や返金を要求する方法の有無、詐欺被害に遭ってしまった場合の相談先を徹底的に解説します。

こんなあなたにオススメ!
  • 外国人による詐欺について詳しく知りたい
  • 恋愛関係で詐欺に遭い、相談先を探している
  • SNSやマッチングアプリで詐欺に遭ったかもしれない

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【前提知識】恋愛感情を悪用する詐欺とは?

前提知識】国際ロマンス詐欺とは?
まずは、恋愛感情を悪用する詐欺とは一体どんなものなのかについて解説します。

恋愛感情を悪用する詐欺とは文字通り、恋愛を演出し、相手から金品を騙し取ることを目的とした詐欺です。

2021年頃から急速に増加している被害傾向として、外国人、または外国人を名乗る日本人詐欺師とマッチングアプリ・SNSで接触し、その相手から投資案件や、プレゼントの送料等の目的で金品を詐取する事例があります。

投資詐欺の場合は、近年話題であり、なおかつ投機性が高いと様々なニュースや雑誌等で報道されることもある「ビットコイン(BTC)」をその筆頭格として、仮想通貨の投資や送金を持ちかける事例が相次いでいます。

この場合は一般的な日本の金融機関における振込送金ではないことから、相手先の特定が難しく、また金融機関の口座凍結といった一般的な詐欺事件で利用しうる対策も取れない(または極めて取りづらい)といった特徴があります。

続いて、詐欺の特徴について解説します。

一般的には、日本人の被害者と外国人の恋愛関係、または「運命の出会い」を演出するのが常套手段です。

外国人特有の情熱的な口説き文句でアプローチをしてくることから、日常的な判断がつかなくなり、最終的に洗脳状態まで進行してしまうケースが続発しています。

日本人とは異なる情熱的なアプローチが魅力的に見えることから、つい深みにはまってしまう事例も急増しています。故に、外国人とのマッチングアプリでの出会いについては極めて注意しなければならない情勢です。

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恋愛感情を逆手に取った詐欺の特徴

国際ロマンス詐欺の特徴
恋愛感情を逆手に取った詐欺の特徴についてご紹介していきます。

前章でも解説の通り、極めて情熱的かつ、日本人にはなかなか見られないようなアプローチをしてくるのが特徴です。

総括すると国際的な恋愛という非日常の状態に相手を落とし込み、日常的な判断力を鈍らせることが目的と言って差し支えないでしょう。

それではどのような具体的行動が見られるかについて、以下で解説していきます。

外国人ならではの甘い言葉にご用心

「ハニー」
「アイラブユー」

まず日本人のカップルやご夫婦では聞かれない言葉と言って良いでしょう。(※こういった言葉を取り交わすご夫婦も一定数いらっしゃるでしょうが、ここではあえて、一般的な中央値を採らせていただきます)

上記のような言葉はお手のものであり、彼らにとっては日常茶飯時です。

事実、海外では中高年以降のご夫婦であってもお互いにハニーやベイビーと呼びかけることがあり、この文化を日本にやや強引に持ち込んだのがこの詐欺の特徴でもあります。

しかし、日本人ではなかなか耳馴染みのない言葉であることから、この甘い囁きに判断が甘くなってしまい、今までもらったことのない愛の言葉を大量に投げかけられたことも手伝って、ついつい相手と深い仲になってしまうということも往々にしてあります。

相手に夢中でゾッコン、という詐欺の被害者の方も、実は事例としては多く、場合によっては詐欺に遭遇したという意識のないままご相談に来られる方もいらっしゃるほどです。

(詳細は個人情報となるため、個別の内容は伏せますが、詐欺師に騙されている!と周囲から説得されて来所された方が一定数いらっしゃいます。ご本人はいたって信じきっており、詐欺師の身の潔白を証明してほしい!というご依頼だったというケースもあるほどです。)

日本人は民族性として恥ずかしがりでシャイな方も多く、普段愛の言葉など一年に一回も聴けたらいい方だ、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

中には既婚者の方でも、ここ数十年でお連れ様から「愛している」といった言葉が聞けていないというケースもあり、こういった方々が「疑似恋愛」のような形で詐欺師にのめりこみ、多額の金銭を送金してしまったという事例も昨今報道されている通りです。

国際恋愛にハマってしまう傾向あり

異文化のイケメンについつい「お熱」になってしまったり、甘い言葉に乗せられてしまったり・・・あるいは、見たことのない風景に魅了されてしまったり、移住後のプランを想像して楽しくなってしまったり・・・と、国際恋愛はそれだけで楽しいものです。

日本の恋愛だと「慣れ」が出てしまうこともあり、90年代に一世を風靡した『ら・ら・ら』の歌詞ではありませんが、「恋愛中ってもっと楽しいと思ってた」という気になる方も多いものです。

しかし、国際恋愛はこれがまず当てはまりません。

何故なら非日常の空間がそこには広がっており、さらに今まで相対したことのないタイプの人間があなたに熱烈アプローチをしているからです。

しかも見た目まで良い、と来ています。

これで「国際恋愛にハマるな」といっても無理というものです。

特に新型ウイルス感染症の影響で海外に行く機会が減り、外国人がこちらにやってくることも少なくなり、外国人とコミュニケーションがとれるのがネット上だけになってしまっていること、さらにステイホームの兼ね合いで人肌恋しい時期が続いていることから、恋愛関係の詐欺が猛威を振るうのも、ある種納得できることでもあります。

ちなみに詐欺なのに恋愛にハマってしまうことの大きな要因として、このご時世ですから「おかしい」と思ってもその足を止めてくれる友達に相談することができなかったり、ともすると中高年世代は「人様に恋愛なんて」と、相談できないと思ってしまう方が多いことも要素として挙げられます。

これによってずるずると関係が進んでしまうこともあります。

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【典型例まとめ】恋愛感情を悪用した詐欺の手口

【典型例まとめ】国際ロマンス詐欺の手口
「自分だけは詐欺にあっているわけではない」

お気持ちは大変よくわかります。しかしご来所・ご相談される方の多くもまた、第一声にこうおっしゃるのです。

ここでは恋愛感情を悪用する詐欺の手口についてその典型例をまとめました。

一旦、感情面は抜きにして数字や事例の面だけでご覧いただき、ご自身に該当するようなところが一つでもあれば念のため「相手の身の潔白を証明する」という目的でも弁護士事務所へ一度ご相談されることをお勧めします。

基本編

国際ロマンス詐欺の手口:基本編
まずは基本編です。

基本的な姿勢として詐欺の手口ではこのようなことが起こります。

恋愛関係になろうとする

マッチングして10秒で告白してきたり、すぐにハニーと呼んでくるのは外国人による詐欺の最も多い典型です。

会いたいといい、会うために必要なお金を要求してきたりすることもあります。

また、会おう会おうとは言うが、仕事、新型ウイルス感染症等々様々な理由をつけて最終的には会えずじまいに終わります。

加えて、それまでの間になんだかんだと理由をつけて送金を無心してくるケースに該当すれば、残念ながら詐欺の手口と、今ご自身の身に起こっていることは「イコール」ということになります。

自分の悲惨な境遇を語る

日本人の中でもとりわけ、昭和30~50年代後半周辺の世代の方は、一般的に苦労話や人情話に耳を傾けてしまう習性があります。

このことは詐欺師もよく理解しています。

よって、

  • 10代で家族を無くして天涯孤独
  • 引き取られた先でひどい扱いを受けた
  • 軍人になるしかなかった
  • 今必死に頑張っている

など、いわゆる日本人の涙腺を刺激する「お涙頂戴」の話をこれでもかと盛り込んでくる傾向にあります。

上記で挙げたものは、全て実際にあった詐欺の事例です。

詐欺の犯罪組織は日本人に「刺さる」台本を複数パターン用意してマニュアル化・共有しているケースが多いため、同じような話題が出てきたら残念ながら台本を読んでいるものと思った方が良いでしょう。

結婚をチラつかせる

結婚をほのめかしたり、結婚指輪を送ってきたりする場合・・・詐欺の可能性が少し薄くなり、相手は本気なのでは?と思う方も多いでしょう。

残念ながら、大口のターゲットとして狙われている可能性があります。

詐欺の場合、犯行グループ側も小口のターゲットばかり相手していては仕方がないので、事前のやりとりやチャットメッセージの雰囲気から察し、相手が高額所得者又は財産を有する人材であるかどうかを虎視眈々と判定しています。

その結果として大口ターゲットとして狙われた場合は、彼らもコストをかけて詐欺の営業をかけてくることになります。

つまり、結婚指輪を実際に送ってきたり、相手が本気と受け取ってくれるような贈り物を送付してくるなどが考えられます。

「コストをかけるくらいなら、やっぱり本気なのではないか?」とお考えの向きも多いでしょう。

しかし恋愛感情を悪用した詐欺の恐ろしいところは、被害額が場合によって数百万円以上に上ったり、多いものだと4500万円など「ひと財産」をそのまま持っていかれるようなケースもあります。

たかだか十数万円から数十万円単位の出費など、大口と見込んだ相手に対しては安い投資となってしまうわけです。

海外FX・仮想通貨編

国際ロマンス詐欺の手口:海外FX・仮想通貨編
海外FXや仮想通貨を媒介とした詐欺も近年増え続けています。

典型例をご紹介するとともに、実際に詐欺で名前が使用されてしまった被害者とも言える仮想通貨アプリや取引所についてもご紹介していきます。

FxProを利用した詐欺

FxProを使った投資を勧められるケースです。投資自体はできても出金できないことが多いのが特徴です。(※出金しようとすると、何度も住所証明を求められたりするなど)

この業者については日本とあまり馴染みのない業者となっており、そもそもの取り扱いが難しいという要素があります。

その他詐欺師集団は、この業者のサイト(日本向け版)がお世辞にも完成度が高いと言えないことを逆手に取り、巧妙に偽サイトを作り、そちらへ誘導するという事例もあります。

いずれにしてもこの業者名が出てきた段階で、近年急増している事例とマッチしていると考えましょう。

仮想通貨アプリ「Qinye」を利用した投資詐欺

こちらはおそらく詐欺向けに開発された架空の仮想通貨アプリであると考えられます。この名前が出てきたらご用心ということで差し支えないでしょう。

Qinyeという仮想通貨アプリにビットコインを送るよう指示されるケースが最近事例として急増しています。

おそらく文字の流れから見て中華圏の名称と考えられますが、とにかく仮想通貨取引所またはアプリの名称で検索してもそれらしい公式サイトがヒットしないという、非常に怪しい案件と言えるでしょう。

特にこのアプリを利用した投資詐欺の場合は特徴として、最初は順調に資金が増えていっているように見せかけられるといったものがあります。

例えばアプリ上の残高が順調に増えているように見せてくれるといったケースが該当します。ただし投資の追加を渋るとこの価値が暴落して、「勝ち上がるためには追い銭が必要だ」と迫られたり、規定の金額に満たなかったので出金できなかったなどと言って口座が凍結したりするケースもあります。

結果的に詐欺師側の筋書き通りのため、最初から仮想通貨の入金もなく、価値の変動もダミーで「全て騙されていた」というケースもあります。

「GONSIN」を使用した投資詐欺

画面上では儲かっているように見えるものの、引き出しに手数料がいる、などと言って引き出しを渋ったり、更なる手数料を請求したりするようなタイプがGONSIN型の詐欺です。

この業者名が出てきたらひとまず詐欺だと思って差し支えないでしょう。

また、バイナンスの投資を紹介してきた後でGONSINの名前が出てきた場合は「GONSIN型亜種」の詐欺です。

こちらも最近被害が報告されているスキームです。

オンラインカジノ編

国際ロマンス詐欺の手口:オンラインカジノ編
海外FXや仮想通貨に続き、今流行りのオンラインカジノへ誘導する手口も存在します。

VNTを経由したカジノ詐欺

VNT型と呼べる詐欺です。

ヴェネチアンマカオのカジノを完全に模倣したサイトで、詐欺を働いている被害事例が多発しています。

ただし場合によっては「紹介されたサイトへアクセスできなくなっている」というケースもあり、詐欺師側がプラットフォームを転々としていることが考えられます。

すでにこちらについては本物のカジノ側から何らかの被害申告やアクションが起こされている可能性もあり、ほぼ「いたちごっこ状態」です。

伝統的な手口編

国際ロマンス詐欺の手口:伝統的な手口編
伝統的な手口で、恋愛感情を悪用した詐欺の王道と呼べるものをご紹介いたします。ここでご紹介する内容は全て十数年前から存在する、伝統的かつ古い詐欺の手口です。

しかし最近はマッチングアプリやSNSを利用して洗練されていることから、被害に気づきにくいのもまた特徴のひとつです。

海外の宝くじ型

容姿端麗の異性から「私は海外の宝くじのエージェント。あなたは海外の宝くじに当選した。ついては送金をするために保証料を振り込んでいただきたい」「重要な書類を送付するのでその送料を負担していただきたい」といった連絡が、ある日突然届くのが海外の宝くじ型詐欺です。

古くは平成初期からエアメールや実物の郵便物で行われていた詐欺の手口でもあり、当然のことながら宝くじは存在しません。

また、申し込んだ記憶のない宝くじが当選することも一般的にはまずありえません。

しかし、日本人以外との恋愛という非日常の状態に置かれていると、ついつい判断力が鈍ってしまい保証料や送料を負担して送金してしまうケースが後を絶ちません。

遺産相続型

「あなたに全ての遺産を相続させます」
「遺産は日本円で数億あります」

「そのお話をするためにこちらのサイトでメッセージ交換をしましょう」

と言ってメッセージ交換にお金がかかる系のサイトに誘導されるのが、古い時代から存在する遺産相続型の詐欺です。

今から15年ほど前、この方法に近い手口の日本語による迷惑メール詐欺が横行したことがありました。

その当時流行していた方法が何らかの事情によって海外へ輸出され、ブラッシュアップされた結果、より悪質性の高い形で日本に「逆輸入」されているという説もあります。

なおファーストコンタクトはマッチングアプリではなくランダムに送信されるSMSやメールメッセージという場合もあります。

また『mixi(ミクシィ)』など一般的に最近はあまり多くの人が利用しない、古くからあるSNS経由で連絡がくるケースもあります。

前妻との子供が重病で・・・型

前妻との子供が重病で・・・型
マッチングアプリで仲良くなった男性とそろそろ婚約・ゴールインの話題が出ているというタイミングで「実は前の奥さんがおり、その前妻との子供が重病になってしまった」と衝撃の告白を受けるケースもあります。

子供の病気を助けるためにお金が必要、というよくあるパターンでのお金の送金要求です。

しかし「相手と恋愛関係に陥っている」と妄信してしまうことから、幾重にもフィルターがかかってしまい、何の疑いもなく送金してしまうというケースが続発しています。

相手が海外で拘束された型

一定期間のやり取りを経て深い仲になっていた、マッチングアプリのお相手。

ある日突然連絡が取れなくなるのがその始まりです。

連絡が取れなくなり心配していたところに、本人の代理人を名乗る人物から連絡が来ます。

曰く「本人が海外で拘束されてしまった。あなたのことを婚約者(または妻とするパターンあり)だと本人が言っている。よって、あなたに彼の保釈金を支払っていただきたい。○○日までに送金がないと、相手の身柄が保証できない。また政情が不安定な事から、場合によっては粛清される恐れもある」など緊急性を煽り送金させる手口です。

大変悪質な方法であり、この知らせを受けた方が周りの制止も聞かずに海外送金してしまうのはつくづく理解できることでもあります。ただし、こちらは詐欺の事案であり、同様のストーリーが多数ネット上で見られます。

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恋愛感情を悪用した詐欺の相談先は?

国際ロマンス詐欺の相談先は?
恋愛感情を利用された詐欺について相談すべき相手先を列挙します。

具体的には警察・国民生活センター・アプリの運営事務局・カード会社と続き、最もお勧めできるのが詐欺案件に習熟している弁護士へのご相談です。

警察

一般的に大変効力の強い相談方法と考えられています。しかし詐欺の場合は必ずしもそうではありません。

なぜなら警察は詐欺であると明確に立証できない場合、民事不介入の原則があることから積極的に動くことが難しいケースもあります。

さらに、国をまたぐ詐欺の場合は警察の管轄の兼ね合いで立証や事件捜査が難しいケースがあります。

ただし弁護士へ相談してから適切に警察へ相談することについては、その限りではありません。

弁護士が介入している事案でなおかつ証拠等の提示が適切に行われれば、警察としては捜査の開始が可能となるケースも多くみられます。

よって順番としては、弁護士へご相談頂き、その後に警察という流れであれば効果の高い方法となります。

国民生活センター

詐欺被害の相談と言えば一般的には『国民生活センター』への相談が挙げられます。旧称:消費者センターのことです。

対処法はある程度「水先案内」的に教えてもらえるものの、金銭の取り返しや実務的な所については効力を発揮しないため、同様の事例有無の確認や被害申告といった部分で相談するのが適切な利用方法と言えるでしょう。

アプリの運営事務局

アプリの運営事務局に通報するという方法もあります。ただしこれは即効性が低く、金銭の被害回復といった部分ではほぼ役に立たない方法と言わざるを得ません。

そもそも運営事務局は顧客に対してマッチングをする機会やそのプラットフォームの提供を役務とするのがその原則であり、金銭のやり取りに関しては規約で禁じていることからマッチングアプリ運営事務局としては「一切これを関せず」という姿勢を貫くことが予想されます。

ただし第二・第三の被害者を生まないためにできることとして、アプリの運営事務局への通報が挙げられます。

その他被害にあっていることを各関係機関に申告する際、アプリへ通報を行っているかどうかが重要なカギとなる可能性も大いにあることから、優先度は低いものの早い段階でアプリの運営事務局に通報しておくのも重要といえます。

カード会社

カード会社に相談するという方法もあります。例えば仮想通貨詐欺やプレゼントの送料などで海外送金が絡んだ場合、クレジットカードで決済をして欲しいと相手側から依頼されるケースもあります。

この時支払いにクレジットカードを使っている場合は、不正利用の被害にあったということで被害申告をしてみるのも一つの方法です。

あくまでも任意での交渉ごととなるため、支払い・請求が確実にストップするという確証があるわけではありません。

他方、カード会社側でも海外が絡む不正利用案件から顧客を保護するというコンプライアンス意識を持っていることから、状況によっては取引実績等から勘案して「詐欺の被害にあったものと考えられる」決済について一定期間、司法の判断が出るまでの間などと期限を決めて支払いを留保してもらえるケースもあります。

弁護士事務所

結果的に弁護士事務所に相談するという方法がお勧めです。

弁護士の中でも、とりわけ外国人による詐欺の相談実績や事例・受任実績の多い弁護士事務所では、詐欺師から適切にお金を取り戻す手段を知っているものです。

また外国人による詐欺は一般的に、返金や回収が難しいとされています。しかし当事務所ではこういった詐欺事案で実際に金銭の回収に成功した実績がございます。

いずれにしても早ければ早いほど対処のカードも多い、というところで、早めにご相談されることをお勧めしております。

当事務所では日々、海外FX詐欺や仮想通貨詐欺のご相談も承っております。もし被害に遭っているのであればまずは下記のボタンよりお気軽にご相談ください。

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